【対処】「WindowsXP」サポート終了後のセキュリティ設定解決方法まとめ
以前に、Microsoft社は同社から販売されていた旧バージョン『WindowsXP』の脆弱性を修正する公式サポートを打ち切ることを正式発表しましたが、依然として日本の「Windows」ユーザーの大半が「Windows7」や「Windows8」にアップグレードすることなく、同バージョンを利用し続けているユーザーが多いようです
下記が『「WindowsXP」を利用し続けるために最低限しておくべきセキュリティ関連の対処設定方法』についてのまとめです。
- 「WindowsXP」内の詳細設定やSettingを変更することでセキュリティの危機を回避することが可能な方法
- 標準ブラウザ『InternetExplorer』を変更する:他社から配信されているブラウザに比べて、セキュリティ・ホールが多いことで有名な「InternetExplorer」ですが、「GoogleChrome」や「FireFox」を利用するほうがウィルスを防げれるようです。(【追記】それでも『InternetExplorer』を利用したい場合は、①『インターネットオプション』のセキュリティ設定を「高」にする②「VMLの無効化」「拡張保護モードの有効化」「EMETの導入」を利用する)
- 「WindowsXP」のファイアーウォールを停止する:『WindowsXP』のセキュリティ関連の防止にも対応した『ZoneAlarm』などのフリーソフトを利用する
- 「WindowsXP」の「Outlook Express」を停止する:標準メールソフトを利用し続けると、「メール」を経由したウィルス感染が発生するリスクが高いです。『Thunderbird』などのフリーソフトを利用する必要があります。
- 「Microsoft Security Essential」を停止する:同セキュリティソフトも2015年7月に停止することが決定されているため、『アバスト』などのウィルス対策ソフトを利用することをオススメします
- 「WindowsXP」対応のブラウザ(GoogleChrome、FireFox、Operaなど)でウィルス感染を防止する裏技設定方法
- 「NoScript」:ブラウザ「FireFox」にて配信されているアドオン。JavaScriptやJavaアプレットの実行、プラグインの起動及び信頼のあるサイトのみの表示することを許可してくれる。クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃からも防止してくれる
- 「Biscuit」:ブラウザ「FireFox」にて配信されているアドオン。必要なCookie(クッキー)のみを保護し、要らないCookie(クッキー)のみを排除することを設定可能(ログイン情報を含むクッキーのみを残し、トラッキングによるクッキーは排除することが可能)
- 「disconnect」:ブラウザ「FireFox」に対応しているアドオン。Webサイト上のトラッキング(追跡)をブロックし、余計なトラフィック(通信量)を抑えることでページのロード時間の短縮・表示の高速化を行うことができる